気が付けば半年ぶりの更新である。
サーバーが契約切れになっているとのメールを見落としていたせいで、色々と面倒なことになっていたのだが、何とか無事に復旧。ついでにブログを整えようとテーマ編集していたらUIが変更されていたので手間取ってしまった。
ワードプレスひとつとってもこのスピードでアップデートされているのだから、世間の流れについていくのは大変である。半年前のやり方すら通じないのだから日々勉強が必要で気が休まる暇がない。
もっとも全方位ライターとして今日はガジェットレビュー、明日は火災保険、明後日は歴史トリビアなどといった具合に毎回様々なテーマでSEO記事やシナリオを書いている日々だから勉強はさほど苦にならない。
今後は「薬機法」もラインナップに加えるつもりである。以前は自分でひげ脱毛した様子をネタにした脱毛系ブログで多少なりとも結果を出していたので、そのあたりも営業で押し出していきたいと思う。
とは言え、この日々に満足しているわけではない。むしろ閉塞感に押しつぶされそうだ。
変わり映えしない日々と閉塞感
ブログを整えながら過去の記事を読み返していたのだが、2019年あたりから自分の悩みが全く変わっていないのに驚き呆れてしまった。
クライアントワークだけでは発展性がないから自分のビジネスを持とう!と2年前から気持ちを新たにしているのだが、今になっても全く進捗がないのだ。

むしろぎっくり腰で救急搬送されたり、睡眠時無呼吸症候群にかかったりと健康問題が出てきたので状況は悪くなったと言える。
結局のところ、メインのクライアント様の仕事が減っても何とか食べていけてしまっているせいで、ダラダラした生活から抜け出せないのである。
記事作成の仕事を取りまくってこなす、単価を上げるといった事だけをやっていてはダメだと分かっているのだが、 フリーになって7年目にもなると生活パターンが固まってしまって、気持ちを新たにするだけではどうしようもないのだ。
人生は短い、小手先の変化など日常に回収されてしまうし、コロナを言い訳に家にこもっているから更にタチが悪い。
そこで8月からは無理やり、強制的に、自分を追い込むことにした。そのための布石は打ってある。
限界フリーランスおじさんになる
普段はライターという肩書の私だが、オタク系Youtuberとしても活動している(だからほかのクライアント様のシナリオ書きの仕事を頂きやすい!)。
「ゆっくり動画」を中心にたまにはボイスロイドを使ったり、顔出ししたりすることもある。チャンネル登録者は2021年7月末時点で9,370人。更新ペースは1~2週間に1度という事もあり、1万人までなかなか遠い。
このチャンネルが伸び悩んでいる理由は自分で分かっている。投稿頻度はもちろん、ある作品をメインに扱っているので、その作品に動きが無いと属性的に伸ばしづらいのだ。
そこでこのチャンネルに力を入れるのはやめて、新たに「限界フリーランスおじさん」というチャンネルを立ち上げて、色々な副業やビジネスを試してみようと思う。
既に専業フリーランスなのに副業をするというのは意味不明なのだが、YouTubeの副業系コンテンツをリサーチしたところ、どれも既に成り上がった人が教えるというインフルエンサースタイルばかりで地に足の着いたものが見当たらなかった。
実際、脱サラして7年も仕事をしていればキラキラした世界じゃないのはわかりきっているので強烈な違和感がある。いわゆるフリーランス仲間はあんなもの本気にしていない(リサーチのため見ている人はいるが)。
だからその逆を行こうと思うのだ。
一種の底辺マーケティングに近い部分もあり、冴えないアラフォーおじさんが色んな仕事をするので正直、プライドを捨てる覚悟が必要だ。
見ていて痛々しい笑えない絵面になる危険もある。
エンタメに昇華したい
私が好きなYoutuberに日雇玲子のドヤ街暮らしチャンネルというものがある。
このチャンネルはvtuberと機械音声の皮をかぶったおじさんがドヤ街を案内したり、日雇い仕事の話をしたりするのだが、痛々しさが全くないのでバラエティー番組のように楽しめる。
もちろん視聴者は中身がおじさんであるのはみんな承知の上であるし、ライブ配信では地声でしゃべっているので取り繕ってもいない。しかも身の上話は相当に悲惨である
しかし動画自体は悲惨ではなく、むしろ軽妙なやり取りで好奇心を満たしてくれる良質コンテンツだ。
私は「副業やビジネス」ジャンルでこんなチャンネルを作りたいと思う。
そのために顔出しで色々と体当たり企画をやっていきたい。
もちろん実際に稼げた金額も明らかにするので嘘もやらせもなし。日雇いや肉体労働、バイトだってやるつもりである。
無理やり現状のコンフォートゾーンから抜け出して新たなステージに行きたい。この生活には発展性がない。そして親の病気やら介護やらで出ていくお金とやることばかりが増えていく。
今、無理やりにでもここを突破しなければ、いずれはホントに限界フリーランス日雇いおじさんになってしまうという危機感をジリジリ感じている。
最後に
ようはゆでガエルになる前にライティング業務以外にも体当たりで色んなことに挑戦して、コンテンツ化していく、という事だ。
もちろんライターとして手を抜くつもりはない。
むしろ一層力をいれていくつもりだ。
より高い価値を生み出せるよう勉強は継続するし、これまでは嫌っていた営業活動にも積極的に取り組む。ブログの見た目をキレイにして、仕事と同じように時間をかけてこの記事を書いたのは営業活動のためでもある。
今思えば、サラっと雑に書いた記事ばかりのURLを提案に添付していたのだから、仕事獲得に真剣みが足りなかったと言わざるを得ない。
先日、レトロさんの文章は分かりやすいけど文体がメディアに合わない、という理由でお祈りされたのも当然だ。
[…] 2021年後半戦に向けて雑感と決意 […]