ブロガーが節目の時期に書く振り返り記事。2021年大晦日と2022の正月の気分がつまった個人的なライフログ。
2021年は2020年に続きあっという間の1年間だった。健康面・家族親戚関係の面で潜在的に抱えていた問題が表出したこともあり、一言にまとめるなら人生における片づけの時期の始まりだったと言える。
実家から帰宅。
— レトロ@限界フリーランスおじさん (@retrospec10) January 1, 2022
年末から色々あって疲れたけれど、今年は稼ぐ年にすると決意を新たにした件。
家族の問題
特に大きなインパクトは2021年末に発生した。
10年にわたって自宅介護をしてきたアルツハイマー型認知症の祖母が97歳で亡くなったのだ。祖母の死をきっかけに親族が顔を合わすことになり、みんなが見てみぬふりをしていた問題を直視「させる」機会に恵まれた。強制的にステージが切り替わったのである。
これにより私はだいぶ自由になることができた。経済的にも労力的にも十分すぎるほど尽くしてきたので後のことはもう知ったことではない、これからは勝手にやらせてもらう、というコンセンサスを親族全員から獲得できたからだ。
95歳のレビー小体型認知症の祖父も自宅介護されているが、これ以上私の人生を捧げることはできないし、そのつもりもない。同年代では親族の尻ぬぐいどころか援助を受けながら家庭を運営している人もいて、複雑な気持ちになることもあるが被害者意識はもちたくない。
やることはやった、これ以上はムリ。淡々と義務を果たした。それだけである。
2021年の仕事
仕事面では2つの大きな変化があった。
1つはレトロのハンドルネームではなく長谷部耕平の本名と顔出しを始めた点。今後は記事の品質の裏付が重要となるので実名ライターは増えていくと思われる。すでに保険や投資系の記事は資格持ちの実名ライターが活躍していることもあり、その影響はほかの分野にも広がっていくだろう。
2つ目はライターとして3年にわたって毎月記事を納品していたメディアの編集部に入ったことだ。記事単価ではなく時給制になったので収入は安定したが、1日8時間程度は拘束されることになる。もっとも在宅なのでタイマーを止めれば昼ご飯を食べに行くことも出来るし、仕事の進め方はかなり裁量を任されているので不満はない。
しかし8時間もその仕事だけしていると、頭が疲れて他の仕事に手を付けづらくなり、なかなか思っていたようにビジネスが進展しないのが悩みである。
編集部の仕事に加えて3社から安定してライティングの仕事を頂いているので月収は多少安定してきた。2020年はフェードアウトしたり原稿料を払わないような質の悪いクライアントにばかり当たっていたので贅沢な悩みだと言える。
2022年の展望
2022年はYouTubeで自分の商品を売りたいと考えている。
売り物はテキストや動画であるが、「稼ぎ方」のような情報商材ではなく純粋なコンテンツを作る予定である。情報教材自体は面白いと思うしどちらかといえば肯定派だが、射幸心を煽りがちだしイメージが地に落ちている。
実名顔出しの私には向いていない。
だから純粋なコンテンツ性を武器に自分の商品価値を高めていきたい。いま私が編集部で行っている、依頼する側の仕事から依頼される側へのシフトを目指したいと思う。
オタク系のチャンネルは15,000人を超えたが、ジャンルとして単価が安く仕事になりづらい。しかも投稿頻度が少なすぎて厳しい状態だ。
https://www.youtube.com/channel/UCL-9g6V0s7AxW5HF81aCOsA
夏頃には「限界フリーランスおじさん」チャンネルを作ろうとしていたが、通常業務に気力を取られて全く進んでいない。だから2022年は体を鍛えて気力・体力の充実も図るつもりだ。2020年はぎっくり腰で救急搬送、2021年は入院して健康の重要性を再確認させられている。
この年になると体のメンテナンスは仕事のクオリティとほぼ同じくらい重要である。
また知人に勧められて家計簿をつけることにした。収入を上げることに目が向きがちだったので今後は支出にも気を配っていきたい。
まとめ
ここまで頭に思い浮かんだものをそのまま書いてみたが、去年の抱負と大して変わっていないのが残念である。しかし色々プライベート環境が変わっているので、仕事への取り組み方も変化していくだろう・・・と思いたい。
冒頭の愚痴の部分は消すべきか迷ったがあえて残すことにする。
・・・介護とキャリアの問題についてライティングの仕事が貰えるかもしれないしw